その他雑感 司法書士のつぶやき

4/16の「クローズアップ現代+」で家族信託が紹介されました

4月 17, 2019

2019年4月16日(火)22:00から放送されましたNHKクローズアップ現代+において、『親の“おカネ”が使えない!?』という特集の中で、 『家族信託』が紹介されました。

我々専門職にとっては当たり前の話にはなりますが、世間一般では案外知られていない話として、 親が亡くなったり、認知症になって判断能力が低下すると、親の口座から必要なお金を引き出せなくなる、つまり実質的に“資産凍結”されるという問題があります。

こうした事態に陥り、家族が困らないために、どんな対策をしておくべきなのか、その解決策の本命が『家族信託』といえます。

親に判断能力があるうちに家族で契約を結び、それに基づき、親の不動産の登記簿に管理を預かる子の名前を登記(=信託登記手続き)をしたり、 親の預金を管理を託された子の管理専用の口座に移しておく等の備えをするのです。

今回の放送では、「家族信託」という仕組みや親が認知症になった後でも活用できる「成年後見制度」について、メリットや注意点も踏まえ分かりやすく解説されていました。

 

これを機に、さらに一般の方々に「家族信託」という選択肢が認識され、安心の老後と円満円滑な資産承継の案件が一つでも増えることを望みます!

 

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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