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子供の運動会で学ぶこと

一作日は、娘の小学校の運動会。
無事好天に恵まれ、思い出の一日になった。

もし一日ずれていたら雨に降られ、翌日に順延になり、
ミヤタは大阪での仕事があるため娘の運動会に参加できないという
最悪の事態。

もし二日ずれていたら、台風が襲来し、運動会どころの騒ぎではなかった。

なんにしても、ツイテる。
ホント良かったよかった・・・。

 

超親バカであるが、足の速くない娘が生まれて初めて徒競走で1番になった。
もうそれだけで、娘の成長を感じて大喜びしてしまう。

また、今年は惜しくもリレーの選手に選ばれずに残念がって
「来年はリレーの選手になる」っていう言葉を口にできるようになったのも
成長の証か。

学年全体で披露するダンスも、とても楽しそうに踊る姿を見て、
家ではグータラで叱られてばかりいる娘の居場所が
外の世界にちゃんとあるようで、なんだかホッとする。

 

高学年の騎馬戦やリレー、結果はどうでもいいはずなのに
見ているこちらも結構興奮してしまうから不思議だ。

子供の頃のミヤタは、おとなしく目立つことも苦手だったので仕方ないが、
大人となった今、もし今のミヤタがあの頃に戻れたら、
いかに目立つか、いかに女子にもてるような活躍ができるかを
たぶん必死になって考えただろうな。

「邪念」って、無ければ無いで美しいけれど、
有ったら有ったで、途方もない努力の源になる。
もっと子供の時にかけっこの練習や騎馬戦で相手を打ちのめすほどの筋力強化を
積んでおけばよかったなぁ・・・と。
背の小さかったミヤタは、騎馬戦で騎手にならせてもらい
そこそこの戦果を残したつもりではあるが・・・。

 

それにしても、ミヤタが子供の頃の騎馬戦といったら、
騎馬は鼻血を出すくらい体当たりや頭突きはするは一部では蹴りを入れていたはず。
校風にもよるのかもしれないが、今は、ルールが厳格化されており、
ちょっとでもラフな反則行為があれば、失格になってしまう。

どちらが良い悪いではないが(本来フェアな今の方が良いのだろうが)、
ちょっと物足りなさを感じるのは不謹慎だろうか。

 

トップを奪う走りを見せた走者が次の走者へのバトン渡しを失敗し、
バトンを落としてしまったのをみると、何とも可哀そうな気持ちで一杯になる。

そこで、自分の走力だけではリレーは勝てないこと、
持っているもの(=足の速さ)に加え、
減速することなくバトンを繋ぐ“技術力”を身に着けることの大切さを
学んでくれたら、彼の人生はさらに大きなものになるだろう。

日本の水泳競技、サッカー選手、野球選手、バレーボール、テニスの錦織選手・・・、
あらゆる日本人スポーツ選手が世界と戦うには、
日本人という肉体的なハンデに打ち勝たなければならない。

やはり、日本人としてその技術力の大切さをこの運動会で気付いてほしい。
って、そう思っている保護者はミヤタだけかもしれないが・・・。

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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