去る2018年2月16日、一般社団法人家族信託普及協会主催で、金融機関向けの『家族信託イベント』を開催しました。
会場は、とってもおしゃれなイトーキ東京イノベーションセンター SYNQA。
テーマは、『超高齢社会を迎えた地元の課題に対し、地域金融機関が果たすべき役割』。
マイナス金利時代に、この先全国の金融機関の淘汰・合従連衡が見込まれる中で、地元金融機関としてどのように地域に根差し、そして生き残るかを模索するヒントを見つけて頂けたらという想いも込め、全国の60を超える金融機関から100名の方々にお集まりいただき、大盛況の下開催することができました。
第一部の基調講演では、『地域金融に求められる姿 ~事業「永続」の視点から~』というタイトルで、日本銀行 某支店長にご講演を頂きました。
第二部の基調講演では、『地域金融の現状と課題』というタイトルで、金融庁の方にご講演頂きました。
その後、『家族信託組成支援に取り組んでの成果と課題』というテーマで、三井住友信託銀行さんと沖縄の琉球銀行さんに『家族信託』に関する取り組みについてかなり細かくお話を頂きました。
ご参加の金融機関にとっては、目指すべき先駆者のサービスは、大変参考になったと思います。
最後に『家族信託組成の現場から』というタイトルで、一般社団法人家族信託普及協会の代表理事として小生が登壇させて頂き、地域金融機関が家族信託に取り組む意義や家族信託の導入を検討される際の論点整理等、実務の現場からの声を踏まえてお話をさせて頂きました。