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不自由さの中にある幸せ

「尽きせぬ自由は がんじがらめの不自由さの中にある・・・」
(長渕剛の名曲『STAY DREAM』より)

 

 

我が家の諸事情により、
セミダブルのベット(正確には、セミダブルベット用のマットレス)で娘と寝ている。

諸事情と言っても、家内と犬猿の仲で、同じ部屋の空気を吸いながら
就寝したくないというのっぴきならない理由ではない。

できれば、家族5人、“川の字”になってねたいところであるが、
そんなに広い間取りで贅沢に布団を引ける環境ではないこと、
赤子が夜中に起きる際にミヤタも起きてしまい寝不足なるのを防ぎたいこと、
早朝暗いうちから起きだすミヤタの物音で子供がうっかり目を覚まして
活動しだすリスクを踏みたくないこと、
みんなの寝相が悪いこと、
などなど・・・。

 

そんな訳で、娘と二人で寝ているのだが、娘がまぁ寝相が悪いこと。
厚さ30センチ弱のマットレスから頭だけ落ちても平気で寝ているのはもちろんのこと
体全体がマットレスから床に転落しても、そのまま布団にくるまって
スヤスヤ寝息を立てている。

後から就寝することになるミヤタは、
寝床に入る前にまずはこの娘をどかし、
マットレス上にミヤタの寝るスペースを確保するところから始める。

実際のところ、最盛期の山小屋のように畳1畳分の幅に
右か左に体を傾けて寝るのがミヤタの就寝スタイル。
我ながら寝相はよくなったもんだと思う。

 

この不自由さは、娘が生意気になり、一緒に寝てくれなくなった途端に無くなり、
自由と引き換えにちょっとした寂しさを味わうのかもしれない。

傍若無人な2歳の息子と0歳の弟は、
この先ミヤタと一緒に寝てくれるのかも分からない。

まずは、この不自由さの中にある幸せを噛みしめようか・・・。

 

 

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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