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羨望の生き様

2歳の息子は、ウソを覚えて久しい。

 

ウソをつけるというのは、知能的に発達している証拠だということを聞くと
あながち全否定することもないのだが、都合のよいウソが多いこと多いこと。

 

特に手を洗うのが大嫌いなので、これに関しては、ウソ八百だ。
外遊びから帰宅したら、まずは手洗いをさせたいのだが、
これが一苦労。

また、「おしっこ、おしっこ」って言って、
自分で走ってトイレに行けるようになったのは、
大きな進歩で、親としては大いに嬉しい成長なのだが、
トイレ後の手洗いも嫌がることこの上ない。

「おてて洗ったの?」と訊けば、
「うん、あらったー」と表情一つ変えずに平気でウソをつく。

唯一、彼が自主的に手洗いを行う場面がある。
食事前の手洗い。
お腹がすいているときは、
まだお母さんが台所で作っているうちから手を洗って、
まだ食器すら並んでいない食卓の席について待っている。

何とも“現金なヤツ”だ。

 

彼を見ていると、本能のままに生きることって、
ホント幸せだなぁと思う。
本人は、幸せとか楽しさとか実感していないだろうけれど、
お腹がすいたら好きなものをほぼ好きなだけ食べ、
満腹になったら「ごちそうさま~」といって席を立って遊びに行く。

録画したテレビが見たければ、リモコンを持ってきて付けろとゴネる。
眠くて甘えたくなったら、実の父親(ミヤタね)に対して
「あっち行って」と言って、お母さんだけを独り占めしようと甘える。

 

いいなぁ~。
本能のまま生きるって。

人生を、仕事を、
ほぼ好き勝手にやらせてもらっているさすがのミヤタも
憧れる息子の生き様・・・。

 

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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