小職が理事を務めます「一般社団法人 家族信託普及協会」において脈々と準備を進めておりました「家族信託専門士」の第1期研修がいよいよスタートします!
家族信託専門士は、信託法及び民法等の関係法規に精通した法律専門職として、相続対策・事業承継対策や高齢者・障がい者の財産管理におけるコンサルティングを担うプロフェッショナルを想定しております。
税務の専門家(税理士・公認会計士)や不動産関係(不動産管理会社、仲介業者、資産コンサルティング会社、ハウスメーカーなど)、生命保険関係(保険代理店、保険外交員、FPなど)、介護関係など様々な分野でご活躍される方々、また家族信託コーディネーターと連携して家族信託を活用した対策をすべきケースにおいて、信託契約書の作成という形に落とし込む重要な役割を担います。
家族信託専門士は、お客様のご要望を受けて、具体的に下記の業務を担うことを想定しております。
・信託の組成が適切かどうかの判断(生前贈与や遺言、成年後見制度など信託の仕組み以外で対処できるかどうかの判断)
・家族信託スキームの立案(どの財産を、誰に、いつまで託すか等)
・信託契約組成に関わる見積書の作成
・信託契約書の作成実務
・信託契約公正証書作成時の立会い
・信託登記の実務
・信託組成後の継続フォロー(信託監督人、受益者代理人など)
小生と司法書士法人ソレイユ代表の河合保弘司法書士の完全監修のもと、主に下記の点を中心に研修を実施します。
・実務でよく使う何パターンかの信託契約書をサンプルとして、信託契約書作成における問題点・注意点についてのディスカッションや指導
・信託契約書作成実務に直結する信託契約書作成練習
なお、「家族信託専門士」の研修は、法律専門職のみを対象としておりますので、弁護士・司法書士・行政書士の登録した方に限定させて頂いております。
研修の日程や費用、研修内容の詳細につきましては、こちらをご覧くださいませ↓
http://kazokushintaku.org/kensyu_specialist/