去る2015年8月6日・7日の2日間で、ミヤタが理事を務めます一般社団法人家族信託普及協会主催の『第1期 家族信託コーディネーター研修』を開催いたしました。
「家族信託コーディネーター」とは、家族信託普及協会が推奨しております お客様に最も近くに寄り添い、お客様の本当のニーズをくみ取り、 専門家との橋渡しをするプロフェッショナルのことです。
目指すべきゴールは、家族信託の組成ではなく、 あくまでお客様自身及びそのご家族の安心できる長期的な財産管理や円満円滑な資産承継(相続・事業承継)の実現、親なき後問題へのベターな方策の実現などであって、 勿論、結果として家族信託を使わないということもあります。
選択肢の一つとしての家族信託があり、 遺言、任意後見、法定後見、死後事務委任契約、管理委託(委任)契約、
信託契約などの仕組みを組み合わせることでお客様のニーズに応えるのが唯一絶対のゴールです。
そんなプロフェッショナルを要請する2日間みっちりの研修でした。
参加者は、不動産コンサルタント、FP、税理士、行政書士など全国からお集まりいただきました12名。
とてもハイレベルかつ充実した2日間でした。
家族信託普及協会は、今後、毎月このコーディネーター研修を開催していく予定です。
1回の定員が12名ですので、数を重ねて全国に家族信託コーディネーターを徐々に増やしていく構想です。
コーディネーターのレベルの確保のためには、 一度に大量の人材を輩出することは想定していませんので、 協会の地道な活動にご理解を頂きたいと思います。