去る2017年6月7日、東京アプレイザル主催のセミナーにおいて、『家族信託の超実務』というタイトルで、専門職向けの家族信託の講義をたっぷり3時間お話させてもらいました。
民事信託・家族信託についての全7回の連続講座の第5回目だったので、他6名のネームバリューのある講師陣の先生方との差別化を図るためにも、数多くの相談案件・組成事案に基づくかなり実務的な内容をお話させて頂きました。
農地の信託や信託と遺留分減殺請求との関係、ローン付不動産の信託財産化、間違いやすい信託契約書の条項など、中上級レベルの内容だったので、家族信託の設計コンサルティングをまだ手がけたことの無い方にとっては、ちょっと難解な内容も多かったかもしれません。
それでも、「“家族会議”の開催を促すことが専門職として大切なスタンスであること」「家族信託の設計コンサルティングは奥が深くて難しい、でもやりがいがあって面白い」ということがお伝えできたとすれば、とてもうれしいです・・・。