債務整理・自己破産

【民事再生】民事再生をすると保証人はどうなりますか?

11月 10, 2015

保証人は、主債務者(実際にお金を借りた人)が契約どおりに返済ができなくなった場合に、主債務者に代わって返済を行う義務がありますので、主債務者が民事再生をして借金が圧縮されたとしても、保証人の返済義務は影響を受けないのが原則です。

そのため、民事再生手続きの申立ての際には、予め保証人にその旨を相談しておくべきでしょう。

なお、住宅ローンは、民事再生手続き上の住宅ローン条項を利用したとしても一切減額されませんので、例外的に民事再生の効果が保証人にも及ぶことになります。

 

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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