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不動産の固定資産税は誰に課税されますか?

6月 12, 2016

不動産の固定資産税は誰に課税されますか?不動産の固定資産税は、その年の1月1日現在の
土地・家屋の登記簿上の所有者に対して課税されます。

固定資産税の納税通知書は、前述の登記簿に記載された所有者宛に
毎年5月?6月頃に送られてきます。

課税のサイクルは、4月から翌年の3月までの年度計算になり、
4~6月分、7~9月分、10~12月分、1月~3月分の4期に分けて
納税期限が設けられています。

一律に毎年1月1日の登記簿上の所有者に対して課税されるので、
例えば、売買や相続により実体的に所有者が変更になっていたとしても、
登記簿上の所有者の記載が変更されてなければ、
新所有者に納税通知書は行きません。

また、1月1日の時点で建物が存在しない場合、
例えば1月2日に新築した場合には、その年の固定資産税は
課税されないことになります。

反対に、1月2日に建物を取り壊して、滅失登記をしたとしても
1年分の固定資産税を支払わなければならなくなります。

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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