遺産相続手続・遺産整理・遺言執行

『争族』とは

3月 28, 2018

『争族』とは、あまり見慣れない単語かもしれません。
読み方は、「そうぞく」だったり、「相続」と区別するために「あらそうぞく」と読んだりします。

 

これは、造語であり、正しい日本語ではありませんが、相続に関する業界では、もはや一般化している言葉と言えます。
その意味するところとしては、文字から推測できるとおり、「家族・一族で遺産争いをすること」となります。

兼ねてからの遺言ブーム、“終活”ブームの中で、遺される家族に遺言を作っておくことの重要性が叫ばれております。
それでもまだ、「自分が死んだら、あとは家族で好きに分ければ良い」と言って、遺言を作りたがらないおじいちゃん・おばあちゃんも多い。
そんな中で、何の意思表示・希望も遺さずに亡くなった方の家族の間で、骨肉の遺産争いが勃発することは、今も昔も変わりません。

また、相続発生が遺産争いのスタートではなく、実際は老親の威光が衰えたとき(理解力が衰え、相当の介護が必要となったとき)には、介護方針・関わり方等(どのようなランクの施設に入所してもらうか、誰が身元引受人になるかなど)で家族間で確執が生じることは少なくありません。
老親の要介護状態の時から相続発生後までずっと、家族・親族間で争族が発生することは、誰ひとりとしてハッピーにならない結果しか残しませんので、できる限りの努力で未然に防ぎたいものです。

争族対策として典型的な手段は「遺言」となりますが、先に述べました通り、相続発生前から遺産争いの前哨戦が始まることを考えると、遺言と双璧をなす大変有効な手段は、「家族信託」となります。
ここでは、「家族信託」についての記述は避けますが、遺言や家族信託等の争族対策の手段を専門家の知恵を駆使しながら計画・国交することが重要です。

是非とも財産をお持ちの方々、特に70歳以上の方々には、「あと○十年生きるから」というのではなく、“保険”の意味でも、今から争族対策の第一歩を始めて頂きたいです。

「じゃあ、何から始めればいいの?」という方も多いので、そのお話はまた別の機会に・・・。

お急ぎの場合は、是非とも弊所にご連絡下さいませ!

 
 

 

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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