先週の金曜日は、信託契約公正証書作成の立会いために
島根県の松江公証役場に行ってきた。
松江は、先月に次いで2度目の訪問。
羽田空港を朝7:10発、出雲空港8:35着という、
なかなかの朝駆けのスケジュール。
朝の10:30過ぎには、予定がすべて完了してしまったので、
16:30のフライトまでどうするか・・・。
まずは、松江公証役場の至近距離に国宝・松江城があるので、
そこを散策。
せっかく島根に来たので、その後、意を決して特急列車で出雲大社へ。
ちなみに道中に駅弁『のどぐろ かに寿司』を喰らう。
酢漬けののどぐろは初めて食べたが、なかなかの味。
さて、出雲大社のお話に戻そう。
ちょうど旧暦の10月は、日本中の八百万の神様が出雲大社に集うという。
日本中の神様がみーんな出雲の国に行っちゃうから
他の土地では神様が留守になるので「神無月」と言うが、
ここ出雲では“神在月”と呼ぶのだと。
図らずも、神事の前日に参拝することになるとは、
なんともミラクル!
立派な松の大木と境内の厳かな、そしてまさに神々しい雰囲気を
肌で感じながらじっくり参拝できた。
事前にタクシー運転手に参拝のルールをいろいろ教えてもらっていたので、
とても役に立った。
例えば、通常の神社と違い日本では出雲大社だけ、
「二礼四拍一礼」をするという作法。
また、鳥居を超え参道を下る途中に普通は見過ごしてしまう
「祓社(はらいのやしろ)」があり、そこには身についた汚れを
祓い清める祓井神(はらいどのかみ)が祀られていて、
過去の過ち等をそぎ落として心身を清めてから参拝するだとか・・・。
とっさの判断で参拝に来たとはいえ、突貫で事前準備できた感じで参拝できたかな。
出雲大社は、縁結びの神様として女性の参拝者も多いと聞いていたが、
女性の割合は確かに高かった気がする。
“縁結び”と言っても、恋人探しや縁談ばかりではない。
ビジネスも依頼人や紹介者(提携先)とのとの“ご縁”だし、
優秀なスタッフを人財として雇用できるかどうかも“ご縁”。
結局ビジネスも“人”の要素がかなり大きなウェイトを占める以上、
今回の出雲大社参拝は、弊所の更なる発展と家内安全に
大きなご利益を頂けるに違いない。
これからの“ご縁”も楽しみでならない・・・。