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今日の❝家族会議❞事情

8月 13, 2021

危機的なコロナ感染爆発の下、お盆休みに入っても、帰省はおろか、ちょっとした外出もままならない事態となっております。

 

行動が制限される中で、是非ともお盆休み・夏休みにして頂きたいことがあります!

それは、ご実家にお住いのご両親と、ご実家を離れている兄弟姉妹の間での「家族会議」です。

特に70代以上の親御さんがいらっしゃるご家族の方は、これからの生活・介護・住居・財産管理をどのようにしたいかというご本人たちの希望・想いをきちんと共有する機会を設けて頂きたいのです。

その上で、子世代として、どのような応援・支援をすべきなのか、そしてそのサポートを(子が複数いれば分担して)誰がどのようにすべきかを家族できちんと話し合い、“人生100年時代”の長い長い親御さんの老後をしっかりとサポートする自覚と覚悟を持って頂きたいです。

 

コロナ禍においては、ZoomやLINE等のリモート通話の手段が普及してきましたので、全国にバラバラに離れてお住まいのご家族でも、スムーズに家族会議をされる方が増えています。

ご家族で親御さんの老後についてお話をしたときに、「これは何か対策が必要かもしれない」「今から何をすればいいのだろう」「親が認知症になったら預金が凍結して大変なの⁉」「成年後見制度は使った方が良いの悪いの⁉」・・・といった疑問や不安が生じたときには、是非とも弊所までご相談を頂きたいです。

 

インターネットの掲示板や法律の専門家でない方が発信しているホームページ・Twitter等に掲載された情報は、間違った情報や噂レベルの誤解を招く情報も多いです。

≪“認知症”になったからといって、あきらめる必要はありません。本人の理解力・コミュニケーション能力が残っていれば、認知症と診断されようが、まだまだご本人ができることは沢山あります!≫

ご両親を今後数十年にわたり生涯の生活・財産管理を支える方策としては、「家族信託」だけではなく、「生前贈与」や「生前売買」「任意後見」「一括借上げ契約(サブリース)」「法人化」などの選択肢がありますし、その先の資産承継・相続・争族対策としては、「家族信託」だけではなく、「遺言」「生命保険」「死因贈与」「死後事務委任」などの選択肢があります。

 

弊所は、ご高齢の方や障害をお持ちの方の生活サポート・財産管理・資産承継のコンサルティングを専門・得意としておりますので、どうぞお気軽にご相談下さいませ。

ちなみに、ZoomやLINE等の“リモート家族会議”に小職が同席をさせて頂くこと多いので、お住まいの場所を気にせず、お声掛け頂けますと幸いでございます。

その結果として、最終的に「家族信託」等の方策を実行することになりましても、リモートでのお打合せを重ね、小職が遠方のご実家等に出張でお伺いする機会を極力減らすことで、実費を含めたコストを抑え、日程調整が難航する事態も避けられます。

もちろん、信託契約公正証書を地元の公証役場で作成する際には同席をさせて頂きますので、最低1回は、遠方にお住いの親御さんにも直接面前でお目にかかることになります(もちろん、通常ですと、家族信託の検討段階でご挨拶を兼ねて1回お会いしたいですし、必要に応じて面談回数を増やすことも可能です)。

 

 

 

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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