仕事関係 司法書士のつぶやき

家族信託の契約立会いで奈良に行く

8月 12, 2022

本日、家族信託の契約締結に立ち会うため、奈良に行ってきました。

家族信託のコンサルティング業務を始めてから10数年、普段なかなか行くことのできない全国各地に行かせてもらえることは、お客様家族全員に安心かつ喜んでもらえるというやりがいにプラスαの役得と言えます。

今回は、奈良県内にお住いのご両親の生涯を支える財産管理の仕組み作りのため、家族信託の契約をご両親のご自宅で交わしていただきました。

東京から新幹線で京都まで、京都から近鉄特急に乗り継いで、合計で5時間弱。

近鉄京都駅では、観光列車の『あおによし』が隣のホームにたまたま止まっていたので、搭乗客に交じって写真撮影。

最近友達に感化され急に”鉄道マニア”化している息子が喜びそうな写真。

 

さて、仕事の話に戻しましょう。

委託者となる親御さんには、事前にZoomによりご挨拶と家族信託の仕組みや信託契約書の条項のご説明を済ませていたので、ご両親のご自宅にお伺いしての信託契約書への調印手続きの所要時間は、雑談を含めて1時間。

帰り際に、ご両親と受託者となるご兄弟の合計4名様で記念写真を撮らせていただきました。
とっても素敵な家族写真が撮れたと自負しています(ここにアップできないのが残念なくらい)。

家族信託の業務は、一旦ご縁をいただくと10年どころか、15年、20年超と続くような長期にわたるご縁になりますので、ご家族写真を撮らせていただき、事件ファイルと一緒に保存することで、時間が経っても顔写真と共に、家族信託の設計・実行時の記憶や事案の内容が思い出しやすくなるような工夫をしております。

そのような家族写真は、お客様にもデータでお渡しさせていただいておりますが、なかなか家族そろって写真に納まる機会がなくなっているから、と非常に喜んでもらえています。

 

素敵な家族写真を撮らせていただいた後は、帰りの新幹線までまだ時間があったので、『橿原神宮(かしはらじんぐう)』に寄ってきました。

橿原神宮は、初代天皇であると伝えられる神武天皇が橿原宮で即位したという「日本書紀」の記述に基づき、神武天皇と皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめ)を祀るために建立されたもの。本殿などは、重要文化財に指定されています。

大きな池(深田池)が隣にある境内の敷地は広大で、参道から続く砂砂利の道を進み、二つの大きな鳥居をくぐり荘厳な本殿を目指す道程は、厳かな気持ちになります。

お盆休みなのにというべきか、お盆休みだからというべきか、人気がまばらなこともさらに気持ちを落ち着かせてくれます。

本殿に飾られた大きなトラの絵馬が、「そうだ。今年“年男”だったんだっけ。」ということに気付かせてくれました。

 

帰りの近鉄特急の中では、お客様からお土産で頂戴した老舗 柳屋の『柿の葉寿司』を昼食としていただきました。

柿の葉寿司は、”海無し県”である奈良ならではの名産です。

とても美味しかったです!

 

台風接近の中、天気にも恵まれ、大雨や強風にさらされることはなく、日帰りで行ってこれました!

 

 

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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