先日、ミヤタが法定後見人兼施主として携わっている障害者向けグループホームが
無事竣工し、引き渡しを受けた。
そして、いよいよ今日から障害者グループホームとして正式に始動する。
まだ入居者全員の引越が済んでいないので、
円滑にグループホームの運営できるかは
実際に全員が揃う来週以降でないと分からないが、
地元のNPOに運営をお願いしているので心配はしていない。
実は、そのNPOに“おんぶにだっこ”というかたちで、
色々な面でとてもとてもお世話になっている・・・。
軽度の知的障害者4人と世話人1人が共に暮らす生活寮。
平日の昼間はそれぞれの作業所等で就労し、夜は帰宅し共に過ごす。
といっても、部屋は個室でプライベートは完全に確保されている。
敢えて批判を恐れずに言うと、グループホームのイメージは、
一般的な戸建のシェアハウスと似たようなものであるといえる。
健常者のシェアハウス大きく違うのは、朝晩の食事の用意は各自持ち回りの当番制ではなく
世話人がすること、それから生活の様々な場面(掃除や洗濯、買い物、お小遣い管理等)で
住込みの世話人がサポートすること(自分で出来ることは極力自分でしてもらう)。
世話人が住込みで常駐しているので、安定的な生活リズムの確保や
ボヤや急病等不測の事態になってもすぐに対応できる。
本件は、建設計画の段階で、地元近隣の方々に簡単な説明会を開いたり
古家の取壊しや地鎮祭、竣工時の内覧会等の各段階で近隣の方に
ご挨拶やご説明をさせて頂いたが、近隣の方々は障害者施設の建設について
ご理解頂き、暖かく見守っていただいている。
とても恵まれた環境の中でスタートするグループホーム。
そこで5人の素敵な生活が始まることを祈ってやまない・・・。
障害者グループホーム始動
4月 1, 2011