その他雑感 司法書士のつぶやき

じゅげむ

1月 22, 2014

娘が、学校で落語の『寿限無』を暗唱をしている。
やはり子供の頭脳は、スポンジのように吸収するのだろう。
ミヤタからみれば、いともたやすく暗唱できるようになっている。
『寿限無』といえば、有名な小噺(こばなし)であるが、
生まれた子供がいつまでも元気で長生きできるようにと、
縁起の良い「長い」ものをすべて名前に付けたというお話。
その子供の名前が・・・。
寿限無、寿限無
ごこうの擦り切れ
海砂利水魚の
水行末 雲来末 風来末
食う寝る処に住む処
やぶらこうじのぶらこうじ
パイポパイポ パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の長助
これが、ミヤタは頑張ってもなかなか覚えられない・・・。
それにしても、子供が大きくなるにつれ、苦手な勉強があると
『何のためにこの勉強をするんだ』
『こんなの知っていたって、生きてくのに使わないじゃないか』
と、やらない口実を探しがちな訳で・・・。
かくいうミヤタも、
『微分・積分なんて、大人になったら使わないだろー』と
高校生の時に、数学を理解するのを諦めた。
でも、実は、学びに無駄なんて無くて、
微分・積分が、理系の仕事に直結することはあるし、
『寿限無』の小噺を知らないよりは、知っていたほうが良いし、
できることならミヤタも『寿限無』を暗唱できたら、
どっかで披露したいと思う。
小2の長女は、まだ純粋で、学ぶことへの迷いや逃げを知らない。
でも将来、勝手な言い訳・屁理屈を考え、
勉強ができない理由・やらない理由を
口走る時が来るかもしれない。
その時には、ミヤタが『寿限無』をさらりと暗唱して、
それがいかに自分の人生に彩りを加えられたかを
語れる父親になって入れたら・・・。
ちょっとカッコイイかも。

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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