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家族信託が必要なケースと不要なケースを分かりやすく解説
家族信託は、老親や高齢の伯父(叔父)・伯母(叔母)、障害のある方の財産管理や生活サポートをする仕組みとして、誰もが皆利用すべき仕組みと言えます。 将来における財産の管理や処分の局面で、選択肢を減らさな ...
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拙著『図解いちばん親切な家族信託の本』の読者からのよくある質問 【その2】
2023/3/5 いちばん親切な家族信託の本, 家族信託, 信託監督人, 信託財産
今回は、『図解 いちばん親切な家族信託の本』をお読みになった方々から頻繁にご質問いただく内容を2回に分けてご紹介しておりますが、今回はその2回目です。 次の4つのよくある質問(④~⑦)を是非ご覧下さい ...
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家族信託に潜むリスクのある契約条項【信託財産】
弊所では、個人のお客様からのセカンドオピニオンサービスを実施しておりますし、全国の法律専門職や金融機関等からの依頼に基づき、家族信託の契約書のリーガルチェック・作成指導をさせて頂いています。 毎月50 ...
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家族信託の受託者は受益者からの信託財産額や帳簿等の開示請求を拒否できますか?
『受託者は、受益者のため忠実に信託事務の処理その他の行為をしなければならない』(信託法第30条)という大原則の下、受託者は信託目的を実現するために職務を全うします。 そして、受託者は、日々の財産管理に ...
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年金は家族信託の信託財産に入れられますか?
親が持つ「年金受給権」を信託財産として預け、受託者たる子が親に代わって年金を受け取ることができるでしょうか? その答えは、「NO」となります。 年金を受け取る権利(=「年金受給権」)は、たとえ子であっ ...
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家族信託の受託者が建物を建てたらどうなりますか?
受託者が建物を建設した場合の手続き・法的取り扱いについてご説明します。 受託者が信託契約によって与えられた権限に基づき、信託財産たる金銭(信託金銭)をもって建物を建設した場合、新築の建物 ...
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家族信託における「委託者」とは何ですか?
信託における「委託者」とは、信託を設定する者として信託目的・受益者・信託期間等を定め、自己の保有財産を受託者に移転し、信託目的に従い受益者のために受託者にその財産(信託財産)の管理・処分などをさせる者 ...
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家族信託が意図せず終了した場合どうなりますか?
受託者が急死し、次の受託者が見付からないまま1年が経過した場合や 委託者兼当初受益者の死亡により受託者=単独受益者となりそのまま1年が 経過した場合には、信託法第163条の規定により信託が“強制終了” ...
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家族信託で託す財産に制限はありますか?
理論上、信託財産に特段の制限はありません。 したがって、現金、有価証券(株や投資信託、国債等)、不動産、債権(賃料債権や売掛金、養育費等の定期給付債権など)、生命保険金、ゴルフ会員権、リゾート会員権、 ...
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「家族信託」「民事信託」用語集
【ア行】 ◆空き家信託 独居で暮らす老親が入院・入所したことにより、あるいは死亡したことにより、自宅不動産が空き家になりることがあるが、事前に対策を講じることで空き家を有効利用することができる。その一 ...
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家族信託における委託者・受託者・受益者の破産~「倒産隔離機能」の本質~
信託の特徴の一つとして、「倒産隔離機能」が挙げられます。 この機能を一言で説明すると、信託財産は、委託者・受託者の固有の財産とは区別されるというものです。 具体的にみてみましょう。 委託者が破産した場 ...