男子モーグルで金メダルを獲得した、
カナダのアレキサンドル・ビロドー選手。
最後の五輪と決めて臨んだ今回、
モーグル史上初のオリンピック連覇と賞賛されているようだが、
そのコメントが素敵だ。
まず、チームメイトで若きライバルのキングズベリー選手(21)が
銀メダルをとったことに対し、
『私が去った後は彼が全てに勝ち、(五輪で)2連覇もするだろう。』
とコメントしている。
圧倒的な強さで連覇しているビロドー選手に
こんなことを言われたら、
21歳のモチベーションは昇天するでしょう。
まだ26歳なのに、大ベテランを彷彿とさせる粋なエールだ。
さらに、脳性麻痺を患って体が不自由なお兄さんに対し、
『私がおくった人生を彼が持ったならば、
3度のオリンピックチャンピオンになっている。』
『兄は、いつも私の中にいて、より良いスキーヤーになるために
押し上げてくれた。』
とお兄さんと喜び合ったという。
なんと殊勝なコメントでしょう・・・。
このコメントだけで泣ける・・・。