三歳の息子、昨年から『トッキュウジャー』という戦隊モノにハマりまくっていた。
ところが、今年の初めに番組が終了してしまった。
これは、彼にとって“トッキュウジャーロス”(トッキュウジャーが
終了してしまったことに対する大きな喪失感)が生まれるのではないか、
と勝手に心配していた。
ところが、さすがは3歳児。
適応能力がハンパない。
次に始まった『ニンニンジャー』も普通に見ているし、
何よりも、トッキュウジャーと時期を同じくしてハマりだした
『ウルトラマン』が空前の大ブーム。
特に、何の気なしに買ってあげた『ウルトラマンタロウ』の人形が大のお気に入り。
食事の時も、出かける時も、テレビを見る時も、お風呂に入るときも、寝る時も・・・。
いつもタロウを手にしている。
どんなに大切にしているかと思えば、砂場や土いじりで遊ぶ時は、
砂に埋めたり、タロウの頭の角で土を掘ってみたり、道に無造作に投げつけたり・・・、
案外雑に扱っている。
そのくせ、ふと気づくと近くにタロウがいないと
『タロウは??』と気になって仕方がない。
こんなにも一つのおもちゃに執着したのは初めて。
母親の次にタロウを愛しているんじゃないか、と思えるほど。
ちょうどミヤタもウルトラマンタロウを一番よく見ていた世代なので、
なんだかとっても嬉しくなる・・・。
最近では、仮面ライダーにもちょっと興味が出てきたらしく、
そのキャパにも際限がない。
トッキュウジャーにしろ、ウルトラマンにしろ、仮面ライダーにしろ、
いずれにしても、その敵として怪獣扱いされ、
殴る蹴るの暴行を受けるのはミヤタなのだが・・・。