香川県の高松市で『家族信託専門士』の特別研修を実施しました。
12/9（金）と10（土）の2日間、弁護士・司法書士・行政書士等の専門職受講生13名とミヤタも含めた講師陣が朝から晩まで缶詰めとなり、信託契約書作成の実務等についてみっちり演習と講義を行いました。
初日は、朝10時から夜の21時過ぎまで、2日目は、朝9時から夜の18時まで。
ミヤタも講師として、最初から最後まで同席しましたが、講師として10時間以上部屋に籠るのも大変です。
しかし、受講者は、講義や演習で頭脳フル回転ですから、もっともっとつらいと思います。
それでも初日の夜は、遅いスタートではありますが、21時過ぎから23時過ぎまで懇親会を行いました。
研修の感想の他様々なお話や情報交換をすることができましたが、その中で、家族信託の実務の奥深さや家族信託の可能性・必要性、家族信託に対する正しい知識とそれを扱う専門職としてのモラルが求められることなどたくさんのことを初めて認識・痛感したというコメントをもらえたことは、運営側にとっても大変大きな喜びであり収穫でした。
一般社団法人家族信託普及協会として、初めの試みとなった地方における２日間連続の専門士特別研修は、いくつかの課題と大勢の仲間・同志を得ることができ、手前味噌ながら大成功に終わったと実感しています。
この成功体験を踏まえ、来年以降の協会活動としては、地方都市で地元の弁護士・司法書士・行政書士の方々にお集まりいただいての専門士研修や不動産業者、税理士、生命保険のプランナー、ＦＰなどの方々にお集まりいただいての家族信託コーディネーター研修の開催を積極的に実施していきたいと思います。
特に、札幌をはじめとする北海道、仙台を中心とする東北エリア、北陸エリア、名古屋、大阪、広島、福岡、沖縄・・・といった中核地方都市は必ず開催したいものです。
47都道府県すべてを網羅するような全国行脚、全国ツアーっていうのも面白そうです・・・。
地元開催の良いところは、研修会終了後、参加者同士がすぐに家族信託に取り組む先鋭的な仲間を地元で作れることです。
東京での研修を終えて、地元に戻っても、家族信託の素晴らしさを共感できる専門職の仲間がほとんどいない現状があるので、このような即効性のある各エリアの仲間作り・拠点づくりには、この特別研修はもってこいな気がします。
是非、全国の普及協会会員から地方開催の要請があることを期待しております。
地方開催のお問合せ・ご相談もお気軽に普及協会事務局へご連絡下さい。
まだ（一社）家族信託普及協会の会員でない専門職の方々も、『家族信託専門士®研修ってなんだ？』『家族信託コーディネーター®研修ってなんだ？』というところからでも結構ですので、お気軽にお問合せ下さいませ。
大人になってから初めての香川訪問も、終日缶詰めでどこにも行けませんでしたが、
それでも昨夜の懇親会の後の締めの讃岐うどんは堪能させてもらたので、良しとしましょう。
※画像は、すべて早朝の高松駅前と宿泊ホテルからの眺め。
