34歳という若さで、
そして何より5歳と4歳の我が子をのこして
この世を去るということの、
その無念さを思うと、
同年代の子を持つ身としては、
胸が締め付けられる。
一番可愛い時期、
そしてこれからの成長が日々楽しみな時期に、
眼の前でその成長に触れることができないことは、
自分の身に置き換えて考えると、
その絶望的な感覚にいたたまれなくなる。
彼女の闘病で勇気をもらった人は多いことだろうことは
容易に想像がつくだけに、急逝の衝撃は計り知れないのかもしれない。
家族が、
自分が、
健康で今日もなんとか元気に暮らせていること、
この最も重大かつ決定的な事実を受け入れ、噛み締め、
そしてその奇跡に感謝すること。
このことが麻央さんの急逝から学ぶべきことの最も大切なことなんだろう・・・。
そのことを常に意識できていたら、
小学生の娘の勉強の成績が悪かろうが、
幼児の息子がウンコをもらそうが、
満員電車で不意にミヤタの背中に肘鉄を喰らおうが、
仕事で理不尽なクレームを言われようが、
40肩で腕が上がらなくなろうが・・・
心乱される程の大したことではない。
そーゆーことなんだろう。