週刊ダイヤモンドの2018年 2/17 号で「家族信託」が取り上げられました!
『相続を争族にしない』という特集の中で、どんなケースで“争族”になりやすいのか、相続対策・相続税対策の基本といった大きなトピックスの1つとして、「家族信託」が6ページにわたって紹介されていました。
以前は、相続対策等をテーマとする特集記事や書籍の中に『家族信託』の「か」の字も紹介されていないことが多くて、記事制作に関わる専門職やライターの実務レベルを憂うことも多かったのですが、さすがに昨年くらいから、『家族信託』が触れられることが普通になってきました。
これは、一般の方が『家族信託』という方策(選択肢)があることについて、きちんと認識できるようになるという点において、非常に大きな意味を持つと思います。
社会福祉協議会、市区町村の高齢者福祉課、民生委員・・・等の高齢者福祉にたずさわる方であっても、いまだに正しく理解されていない方が多い現状は残念でなりませんが、一般の方がテレビや新聞、雑誌等で『家族信託』を知る機会を持てることは、救いがあると言えます。
あとは、『家族信託』を検討・実行したい方々が、相談先を探してさまようことが無いように、本当に家族信託をはじめとした財産管理・資産承継の各選択肢に精通した専門職が増えることを望みます。
その意味では、小生が一般社団法人家族信託普及協会の代表として、全国に家族信託に精通した専門職を増やしていく活動は、手前味噌ながら、本当に大きな社会的意義があるものと自負しております・・・。
引き続き『家族信託』の適切な普及を、もっと言うと、家族信託の検討段階で必要な『家族会議』というプロセスの重要性がもっともっと世の中に普及させることを頑張りたいです・・・。