その他雑感 司法書士のつぶやき

家族信託契約の公正証書化のため、いわきに行ってきました。

7月 30, 2019

無事信託契約公正証書を作成した後、お客様の車で、震災の津波被害のあった沿岸エリアに連れて行ってもらいました。
今では、立派な堤防が作られていました。昔は、道路からはキレイな海が見えていたけれど、今は道路が海沿いよりも内陸に作られ、また防波堤もあり、海が見えづらくなったとききました。
途中、波立海岸に立ち寄りましたが、夏休みのピーカンの昼前なのに、海水浴客は一組だけでした。
まさにプライベートビーチ状態。
監視小屋があり、ライフセーバーもちゃんといたけど、暇そうでした。

遠くに廃炉が決まった福島第二原発の煙突がかすかに見えました。
地元の方の当時の悲惨な状況や、原発と共に皆が暮らしていたこと、原発があることにより町が栄えていたのも事実であること、廃炉が決定しこの町の行く末が見えないことなど、本音と建前、地元の方の想いも賛否両論であること、複雑な状況を知りました。

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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