無事信託契約公正証書を作成した後、お客様の車で、震災の津波被害のあった沿岸エリアに連れて行ってもらいました。
今では、立派な堤防が作られていました。昔は、道路からはキレイな海が見えていたけれど、今は道路が海沿いよりも内陸に作られ、また防波堤もあり、海が見えづらくなったとききました。
途中、波立海岸に立ち寄りましたが、夏休みのピーカンの昼前なのに、海水浴客は一組だけでした。
まさにプライベートビーチ状態。
監視小屋があり、ライフセーバーもちゃんといたけど、暇そうでした。
遠くに廃炉が決まった福島第二原発の煙突がかすかに見えました。
地元の方の当時の悲惨な状況や、原発と共に皆が暮らしていたこと、原発があることにより町が栄えていたのも事実であること、廃炉が決定しこの町の行く末が見えないことなど、本音と建前、地元の方の想いも賛否両論であること、複雑な状況を知りました。