11/18のNHK、朝の情報番組「あさイチ」の中で、「知らないと怖い… “相続トラブル” ~令和相続事情~」という特集の第2部にミヤタが生出演しました。
朝8:30からの「あさイチ」第1部では、「相続放棄」や「限定承認」、「寄与分」、「売れない空き家の相続」など、多岐にわたる相続トラブルの実例や相続手続きの選択肢について、内容盛沢山でご紹介していました。
ニュースを挟んで9:00過ぎから始まる第2部では、相続トラブルを防ぐための相続(争族)対策についてのご紹介でした。
その第2部にミヤタが登場。
まずは、ミヤタが、親の老後・介護と相続について親子間で話し合うリアルな“家族会議”に同席をして、円満円滑な老後と承継を目指すというVTRが流れました(実際に本当の家族に初対面でお会いして、高齢のご両親の老後について2時間弱話し合いをしました)。
その中で、“家族会議”で話す際のポイントをご紹介し、その後、手書きの遺言書(自筆証書遺言)の書き方の注意点をミヤタが解説しました。
生放送であるが故、ミヤタがお伝えしたかったコメントをすべてお話することはできませんしたが、少ない時間でも、番組制作側が伝えたかった内容は網羅できたのではないかと思います。
番組最後の視聴者からの質問コーナーも、大量のメール・FAXの中から、プロデューサーの方達と中里弁護士とミヤタが答える質問事項を各3問ずつ用意していましたが、放送時間が無くなってしまい、最後は各1問だけ答えて終了することに。
改めて、生放送の難しさ・大変さを痛感。
「あさイチ」の収録スタジオの裏側では、番組に対する視聴者からのメール・FAXの反響が、いつもの3倍(1200通前後)と聞き、「相続」「争族」に関する一般の方の関心や不満、不安がいかに沢山あるかということを改めて思い知らされました。
老後と相続の“予防法務”を専門に取り扱う法律専門職として、その役割の重さも実感した次第です。
また、「何秒押しているから何秒巻いて遅れを取り戻す」とか「駆け足過ぎて視聴者に伝わらない部分はもう一度後で繰り返そう」とか「これはきちんと注釈を入れないとまずい」とか、生放送の秒刻みの厳しい世界の中で、制作する側(裏方)とアナウンサー・タレントという出演者側が一体となって取り組むプロフェッショナルとしてのお仕事ぶりに感激しました。
約80分の番組の中で、地方からの中継あり、お料理コーナーあり、と内容盛りだくさんの情報番組は「大変だなぁ」と実感。
同じスタジオでお料理をするので、途中からとてもいい匂いがスタジオ内にプンプン漂う中での収録も、テレビ画面からでは伺い知れない気付きで、これまた面白かったです。
★NHKの見逃し配信はこちら ↓↓↓ (※ 11/25(月) 午前9:53 まで)
https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024111830284
もし、相続対策としての取り組み方について、放送時間がたっぷりあれば・・・
(1)相続トラブル(争族)を防ぐための第一歩としては、「遺言書を作ろう」というだけでは十分とは言えない。
(2)長寿社会で長い長い「老後」をどう乗り切るか、今の保有資産がそのまま相続で残せる訳ではないし、親の介護負担、子供のうち誰が親の介護を主体となって担うのか、などのポイントを踏まえ、長い「老後」の先に「相続」があるという認識のもと、まずは、「親の老後」について、親世代が招集する“家族会議”でしっかりと話し合をし、親子間・兄弟間でしっかりとコミュニケーションをとっておくべき。
(3)その結果、「老後」及び「相続」への備えとして、親の認知症による資産凍結対策が必要であれば「家族信託」、争族対策であれば「遺言」を検討するのがよい。
というような流れで、より“家族会議”と生前対策の重要性をお伝えしたいところです。
短い時間とは言え、“家族会議”の大切さが全国の方に伝わり、一つでも多くの家族で“家族会議”が開かれ、老後と相続に安心と笑顔がもたらされることを祈ってやみません・・・。
NHKの生放送でのとてもいい経験をさせてもらいましたっ♪
ヘアメイクさんにしていただきましたメイクと髪型、弊所スタッフに好評でした。
番組制作に携わる関係者の皆様、誠にありがとうございました!!