その他雑感 司法書士のつぶやき

障害者グループホーム始動

4月 1, 2011

先日、ミヤタが法定後見人兼施主として携わっている障害者向けグループホームが
無事竣工し、引き渡しを受けた。
そして、いよいよ今日から障害者グループホームとして正式に始動する。
まだ入居者全員の引越が済んでいないので、
円滑にグループホームの運営できるかは
実際に全員が揃う来週以降でないと分からないが、
地元のNPOに運営をお願いしているので心配はしていない。
実は、そのNPOに“おんぶにだっこ”というかたちで、
色々な面でとてもとてもお世話になっている・・・。
軽度の知的障害者4人と世話人1人が共に暮らす生活寮。
平日の昼間はそれぞれの作業所等で就労し、夜は帰宅し共に過ごす。
といっても、部屋は個室でプライベートは完全に確保されている。
敢えて批判を恐れずに言うと、グループホームのイメージは、
一般的な戸建のシェアハウスと似たようなものであるといえる。
健常者のシェアハウス大きく違うのは、朝晩の食事の用意は各自持ち回りの当番制ではなく
世話人がすること、それから生活の様々な場面(掃除や洗濯、買い物、お小遣い管理等)で
住込みの世話人がサポートすること(自分で出来ることは極力自分でしてもらう)。
世話人が住込みで常駐しているので、安定的な生活リズムの確保や
ボヤや急病等不測の事態になってもすぐに対応できる。
本件は、建設計画の段階で、地元近隣の方々に簡単な説明会を開いたり
古家の取壊しや地鎮祭、竣工時の内覧会等の各段階で近隣の方に
ご挨拶やご説明をさせて頂いたが、近隣の方々は障害者施設の建設について
ご理解頂き、暖かく見守っていただいている。
とても恵まれた環境の中でスタートするグループホーム。
そこで5人の素敵な生活が始まることを祈ってやまない・・・。

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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