先日の日経新聞の記事で、風疹がピークを越えたようだ、という記事があった。
子供の頃に予防接種をしたかどうか世代間で違いがあることや
予防接種への啓発活動・風疹感染への危機感が足らないことが
これだけ爆発的な流行を生んでしまった。
今年の半年分で、昨年1年間の5倍の患者数に達しているというから
凄まじい。
妊婦さんが感染した場合に、障がいのある赤ちゃんが
生まれる可能性があることをもっと我々は、危機感を持つべきだし、
妊婦さんの感染への不安たるや相当なものだろう(かくいうミヤタも
うちの奥さんに言われるまでは、感染への認識が相当甘かった・・・)。
ミヤタの事務所では、風疹大流行のニュースが流れた際に
原則スタッフ全員に予防接種をお願いし、勤務時間中に事務所経費で
接種をしてもらった(もちろん、その前にミヤタも注射を受けたけど)。
うちの事務所は、少人数の事務所だから、大したことはないのだが、
従業員がたくさんいるところは、福利厚生費ですべてをまかなうのは
厳しいかもしれない。
でも、大企業に限らず、中小企業も個人事業主も、勤務時間中でも
予防接種を促すような努力はすべきだと思う。
『自分さえ感染しなければ、“結果オーライ”。』
『俺男だし、周囲に妊婦なんていないから、予防接種なんて面倒・・・』
という甘い認識の人間を、自分勝手な輩を、
風疹大流行の報道も知らない能天気さんを
職場をあげて、社会をあげて、減らしていかなければイカンと思う。
これは何も風疹に限った話じゃなくて。
自分の生活や人生が、大なり小なり
周囲に、社会に、
何かしらの影響を及ぼしていること。
もっと自覚すべきことは、多いと思う。
自戒の意味を込めて・・・。
風疹
7月 14, 2013