理想の家族像

昨日は、お客さんとお食事をご一緒させて頂いた。
80代半ばのお父さん、還暦を迎える長男ご夫婦。
これがまた、80代半ばのお父さんの元気なこと。
戦争体験も、起業も、事業の継続も・・・
これまでそれはそれは数えきれないご苦労や修羅場があったに違いない。
『ご縁』と『運』。
どちらもミヤタの大好きな言葉。
その二つの言葉が、『人生でね、結局大切なのは・・・』、
というお父さんの話の中で出てきたのは、非常に興味深い。
戦争では、ほんの紙一重で生きながらえ、
こうして無事子孫に“想い”を繋げることができている。
年齢を重ねれば、これまでの人生経験を踏まえ
それ相応の自負や驕りが出てくるのが人間というもの。
それでも、そのお父さんは、『ご縁』と『運』のおかげで
今もこうして元気で楽しく過ごせていると言う。
そして、息子夫婦に感謝の念を常に抱いている。
まさに、『実るほど 頭を垂れる稲穂かな』を地で行くお父さん。
さらには、80を超えてもなお、朝まで飲み明かす体力も健在。
ミヤタが何歳まで生きられるか分からないが、
自分と家族を含めた一つの理想形がそこにある気がした。
もちろん、自分一人で頑張っても、
80代半ばのお父さんの立ち位置に行けることは不可能な訳で、
まさに『運』も味方につけて、謙虚に誠実に生きていくことの
大切さを実感した。
そのお父さんには、最低でも2020年の東京オリンピックは
元気に観戦してもらいたいと切に思うし、
実際ミヤタが心配するまでもなく、そうなることだろう・・・。
昨夜は、美味しいお食事と共に、
素敵な時間を共有させて頂いたことに感謝！