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成年後見登記制度 【法定後見】
従来は、禁治産・準禁治産宣告がなされた事実が公告され,併せて戸籍に記載されていましたが、新しい成年後見制度では公告の制度は廃止され、戸籍への記載に代わる新たな公示制度として成年後見登記制度が創設されま ...
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成年後見人等の辞任・解任 【法定後見】
【辞任】 後見人は、被後見人の権利や財産を守るために、家庭裁判所から適任者と認められて選任されたわけですから、自らの都合で自由に辞任することはできません。 辞任するには、家庭裁判所に対し申立てをし、辞 ...
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成年後見が終了するとき 【法定後見】
2008/8/5 法定後見
成年後見は、後見開始の審判の取消し、および本人の死亡により終了します。 後見開始の審判の取消し その原因がなくなったとき、すなわち「保佐」程度以上に判断能力が回復した場合になされます。 但し、当然に終 ...
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成年後見人等の選任基準と資格 【法定後見】
成年後見人等は、家庭裁判所等が、一切の事情を考慮して適任者を選びます。 「後見開始の審判」「保佐開始の審判」「補助開始の審判」をする場合には、家庭裁判所は、必ず成年後見人、保佐人、補助人(以下、この三 ...
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成年後見人の職務 ―後見業務の注意点― 【法定後見】
成年後見人に選任された人は、まず財産目録を作成し、家庭裁判所に提出するとともに、年間の収支予定を立てなければなりません。 成年後見人の主な職務は、本人の意思を尊重し、かつ、本人の心身の状態や生活状況に ...
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成年後見開始の効果 ―後見人の権限― 【法定後見】
「保佐」や「補助」と異なり、成年後見人が事前に同意を与えていても、取り消すことができます。 ただし、食料品や日用衣料品の購入など、日常生活に関する行為については取り消すことができません。 例えば不動産 ...
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法定後見制度とは? ―法定後見人3類型の比較― 【法定後見】
成年後見制度は、大きく分けると、法定後見制度と任意後見制度の2つがあります。 「任意後見」は、元気なうちに任意後見契約を交わす、いわば“転ばぬ先の杖”の制度です。もう一方の「法定後見」は、判断能力が既 ...
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任意後見契約と法定後見の関係(優先順位)
任意後見と法定後見では、任意後見を優先させるのが原則です。 任意後見は、本人の意思に基づく後見制度であり、自己決定権の尊重の理念から、任意後見を優先させることになります。 しかし、「本人 ...
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法定後見開始の審判申立について
1.「後見開始」の審判申立の要件 本人が、精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く常況にあること。 ※「精神上の障害」=痴呆、知的障害、精神障害等 ※「事理を弁識する能力を欠く」=分の行為の結果につ ...