その他雑感 司法書士のつぶやき

鵜原湾と産廃施設

6月 17, 2011

小学校と中学校でフンドシ締めて遠泳をした千葉の鵜原湾。
卒業生にとっては、色褪せることの無い思い出の地。
いつまでも変わらぬ自然を守っていきたい。
いま、その鵜原湾の近くで、産廃処理場の建設計画が進んでいる。
新聞やテレビでも放映されたいたようであるが、
ミヤタは情報に疎く、今回中学校の同窓会で初めて知った。
http://www.sanpaihantai.com/
別に産廃施設の建設自体がいけない訳ではない。
産廃施設は、必要なのは承知している。
その建設場所が問題なのである。
勝浦海中公園、国定公園鵜原理想郷の至近にあり、
天災・人災があれば、どれだけの有害物質が
ふもとの鵜原湾に流出するか計り知れない。
産廃施設の建設基準は満たしているようであるが、
有害物質が地面に染み込まないようにする対策や
大雨洪水・地震等で有害物質が流出しないようにする対策は
万全ではないと聞いている。
そもそも、人のやることに絶対はないこと、
予測を超える自体が容易に起こり得ることは
3・11やその後の原発問題をみれば明白。
鵜原湾では、ミヤタの母校に限らず、多くの小中学生が
臨海学校や海水浴で訪れる。
漁業で生計を立てている漁師さんも多い。
地元・鵜原の方々の反対署名運動にとどまらず、
小中学校の臨海学校で利用した我々卒業生や
海水浴で勝浦地方に行かれたことのある方、
報道やWEBサイトを見て『これはいかんっ!』と感じて頂いた一般市民の方々の
反対署名が非常に大きな意味を持つそうである。
ぜひ、ご縁あってこのブログを見て頂いた方々には、
上記サイト内にある『WEB署名』にご協力頂きたい。

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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