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身寄りのない高齢者が取り得る施策とその注意点(身元保証等の悪質業者にご注意!)
2023年9月4日付朝日新聞の一面記事に『身寄りのない高齢者 身元保証トラブル』との見出しがありました。 身寄りのない高齢者(※)、いわゆる高齢の“お一人様”の増加に伴い、入院・入所時の身元保証を引き ...
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10/24・25「家族信託専門士研修@富山」開催!
弊所代表の宮田が代表理事を務めさせて頂いております「一般社団法人 家族信託普及協会」が毎月東京で実施しております、弁護士・司法書士・行政書士等の法律専門職を主たる対象とした『家族信託専門士研修』を、今 ...
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『生前契約書』と家族信託の関係性
『生前契約書』をお勧めする書籍が何冊も出版されています。 それらの書籍によれば、『生前契約書』とは、主に「財産管理等委任契約書」「任意後見契約書」「死後事務委任契約書」を指し、 更には、契約書ではない ...
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認知症の初期症状の老親に対して何を準備すればいいですか?
判断能力の衰えがみられる老親に対して、今からどんな準備・対策を講じておくべきかというのは、非常に重要な問題です。 この場合に、まず考慮すべきは、大まかに下記①~⑤の点になると考えております。 下記の5 ...
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委託者たる親が認知症になったら家族信託契約を発動させたいのですが?
現段階で信託契約を締結するけれども、まだ委託者たる老親は元気なので、将来認知症などを発症し判断能力低下(喪失)時まで待って、その時に発動させたいというニーズを多く聞きます。 そのようにお考えになるお客 ...
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入所している要介護3の母と信託契約できますか?
信託契約は、「契約」ですから、契約当事者がその意味や法的効果をきちんと理解していないと、つまりある程度の正常な判断能力に基づいて契約に臨まないと、有効に締結できません。 しかし、要介護度や入院・入所の ...
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「福祉型信託」「家族信託」とは何ですか?
「福祉型信託」とは、「高齢者や障害者等の生活支援のための信託」と定義され、成年後見制度を補完するため、あるいは成年後見制度では対応できない部分を補うための“財産管理の仕組み”として注目されているもので ...
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なぜ「家族信託・民事信託」が良いのですか?
様々なケースで活用できる「信託」ですが、必ずしもプロの受託者(信託銀行や信託会社)に財産を預けなければならない訳ではありません。 つまり、家族や親族等に自分の財産をきちんと託すことができる相手がいれば ...
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家族信託における「受託者」とは何ですか?
「受託者」とは、委託者から信託財産の移転を受け、信託目的に従って受益者のために信託財産の管理・処分等をする者をいいます。 受託者は、信託財産の現状を維持するための保管・保存行為、賃貸等の収益を図る利用 ...
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家族信託においても“倒産隔離機能”で財産を守れるか
「倒産隔離機能」は、信託法という法律を学ぶ方にっては、非常に重要ですが、民事信託・家族信託の実務においては、あまり重要度は高くない機能ですし、そもそも多くの方がこの説明に対して誤解をしているようです。 ...
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家族信託契約は公正証書にしないと駄目ですか?
家族信託契約は、必ずしも「公正証書」にしないと駄目な訳ではありません。 信託契約自体は、公正証書にせずとも、「私文書」(公的な立場にない一般の私人が作成した書類)において、当事者(委託者及び受託者)の ...
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家族信託・民事信託を確実に実行するための工夫ポイント
家族信託・民事信託は、所有者(委託者)の“想い”を実現し、長期にわたり多額の財産を管理・承継していく仕組みですので、後々の親族間の紛争や確執を起こさないような工夫、“想い”きちんと実現できるような工夫 ...
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後見人による預貯金の財産管理で注意すべきこと【法定後見】
後見人の職務である財産管理とは、被後見人の財産を適正に管理することです。 具体的には、 印鑑や貯金通帳の保管・管理 不動産の維持・管理 保険金や年金などの受領 介護サービス等の締結 必要な経費の支出 ...
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支出の管理 【法定後見】
被後見人の財産から費用を支出する際には、それが被後見人のための適正な出費であることが当然必要ですが、「限りある財産を有効に利用する」という視点が必要です。 その管理にあたっては、以下に注意しなければな ...
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成年後見人の職務 ―後見業務の注意点― 【法定後見】
成年後見人に選任された人は、まず財産目録を作成し、家庭裁判所に提出するとともに、年間の収支予定を立てなければなりません。 成年後見人の主な職務は、本人の意思を尊重し、かつ、本人の心身の状態や生活状況に ...
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成年後見開始の効果 ―後見人の権限― 【法定後見】
「保佐」や「補助」と異なり、成年後見人が事前に同意を与えていても、取り消すことができます。 ただし、食料品や日用衣料品の購入など、日常生活に関する行為については取り消すことができません。 例えば不動産 ...