先日、娘が『一升餅』を担ぎました。
『一升餅』とは、満1歳の誕生日をお祝いする伝統行事で、
1歳まで無事に成長したことをお祝いすると同時に、これからも健やかに
育つことを祈り、一升の丸餅を子供の背中に背負わせるもの。
お餅を風呂敷で包み、娘の肩に掛けようとするが、
お餅は2Kgくらいで相当重い。
当然、ちゃんと担げる訳もなく、娘大泣き。
訳も分からず立たされ、餅を担がされる方は、大迷惑だろう。
正直、『一升餅』なんて行事は、最近まで知らなかった。
でも、日本の伝統行事は大切にしなきゃと思う。
世の中では、商売に結びつくようなイベント(バレンタインデーだとか
クリスマスだとか・・・)を中心に盛り上がるけれども、
忘れかけている年中行事は沢山あるはず。
鏡開きや七草粥、節分に端午の節句、お彼岸、お盆、十五夜・・・。
自分の世代で日本の風習や伝統を終わらせてしまうのは忍びない。
次世代にも伝承すべく、自分も日本の伝統行事や昔話・童謡なんかを
勉強しなきゃと思う。
娘に童謡を歌おうとして、歌詞が思い出せず、すぐに
「フゥ、フゥ、フゥ・・・」とハミングしてしまう今日この頃。
一升餅
2月 27, 2007