ミートホープ社の牛肉偽装問題が世間を騒がせている。
この偽装は許されざる消費者への冒涜行為だとは思う。
いかにも反省してなさそうな雰囲気が、耐震偽装事件の“おじゃまもん”に
ちょっと似てる気がしてならない。
そんな経営陣に対しては、痛いお仕置きを期待したい。
だが、ちょっとうがった見方をすると、なんだが地球規模の食糧難への
打開策が見える気がする。
ミートホープ社は、牛肉100%と偽って違う肉を混入していたのが大きな問題。
いろんなテレビ番組で牛肉100%のハンバーグとミートホープ社秘伝の
ハンバーグを食べ比べて、どちらも美味しくて見分けがつかないと言っている。
また、くず肉等を加工して正肉を作ることも可能らしい。
精肉業界のことを何も知らないド素人のミヤタが言うことなので、
無責任極まりないのだが、
ブタの心臓などの安い部位の肉を食べることが健康に悪影響が
ないことが明白であるなら、
“牛肉風コロッケ”とか“正肉風加工肉”とかで資源の
有効利用にならないのだろうか?
牛肉を使わずに牛肉と同じ美味しさを作れるというのは、
一種の優れた技術が必要で、
ある意味『エコ』かもしれないと思ってしまう。
無添加・無農薬食品を食べること自体、ちょっと贅沢であるように、
牛肉100%のハンバーグや自然の正肉が食べれること自体、
贅沢だと感じる時代が来るかもしれない。
牛肉偽装
7月 4, 2007