先週末、事務所スタッフ4名と一緒に富士山に登ってきた。
金曜日の昼に東京を出るプランだったのだが、
その時点では吉祥寺も雨が降り続いていたし、静岡もまた大雨だったので、
そもそも決行するかどうか迷った。
しかし、良くも悪くも“山の天気は変わりやすい”のだからと、
とりあえず現地まで行ってみることにした。
高速バスの終点である御殿場駅でも雨。
そこからさらにバスで“須走口五合目”に行くも、そこも雨。
五合目まで向かうバスの中は、金曜日ということもあり、
登山客は我らのみ。
残りは、観光目当てのやたら軽装な外国人観光客2組。
我ら5人は全員初富士山だったので、
この登山客がいないガラガラのバスと悪天候が我らを不安にさせた。
『もしかして、こんな悪天候で登ろうとするのは、無謀なんだろうか・・・?』
そんな考えが頭をよぎる。
もしスタッフに、もしものことがあったら、記者会見を開かなければならぬ。
『計画に無理がなかったか』、『判断を誤ったのではないか』、
『素人だけのパーティーで富士山に登るなんて、山をナメテいたのではないか』等々
マスコミに叩かれる・・・。
・・・という不安と共に、そこは晴れ男・ミヤタ。
明るい希望は捨ててない。
『これだけ雨が降っているんだから、明日には降り切っちゃうだろう・・・』
という科学的根拠も何もない確信を抱きつつバスを降りる。
バスを降り立った須走口五合目は、やっぱり登山客がほとんどいない。
お土産屋さんも人がほとんどいない。
そんな中、厳しい天候下で決行する不安と、
いよいよ始まる登山へのちょっとした高揚感を胸に出発!
この先のお話は、次のブログに・・・
つづく
富士山
7月 27, 2009