NHK『あさイチ』でも特集の「実家の処分」と「家族信託」について 【その2】 宮田総合法務事務所 | 司法書士なら東京・吉祥寺の宮田総合法務事務所 無料法律相談を実施中!

宮田総合法務事務所
宮田総合法務事務所
HOME » 相談トピックス » 民事信託・家族信託 » NHK『あさイチ』でも特集の「実家の処分」と「家族信託」について 【その2】

NHK『あさイチ』でも特集の「実家の処分」と「家族信託」について 【その2】

宮田総合法務事務所 代表司法書士 宮田浩志 宮田総合法務事務所 代表司法書士
宮田浩志
→プロフィールはこちら
Loading

12/22(水)放送のNHK朝の情報番組『あさイチ』では、「どうする?実家の家と土地」というテーマで特集がされました。
人気番組なので、全国各地で視聴された方も多いようです。
ここでは、『あさイチ』を見逃した方はもちろん、視聴された方にとりましてもお役に立てるように、小職の補足も含め、番組でご紹介された下記の「お悩みランキング」の10テーマを元に改めてご説明します。

 

++++++++++++++++++++++++++++++++++

【お悩みランキング ベスト10】
1.そもそも どうやって売るの?
2.売りたいけれど売れなくて困っている
3.親が元気な間に準備できることは?
4.親・兄弟姉妹と意見が合わない。どうやって話せばいい?
5.共有名義でも大丈夫?
6.親が認知症などで意思確認ができない
7.農地・田畑はどうしたら?
8.離れた家の管理が大変
9.実家をたたみたいがなくなるのも寂しい
10.不動産会社の見極め方は?

++++++++++++++++++++++++++++++++++

4.親・兄弟姉妹と意見が合わない。どうやって話せばいい?
実家の管理・活用・処分に関する方針については、どのように話を進めるべきか、悩んでいる方も多いようです。
前述のとおり(【その1】の「3」で触れております)、親が亡くなった後にどうするかというお話ではなく、親が生きている間であっても、親が入院・入所で実家が空き家になる可能性も踏まえ、親の老後・介護の問題として、親が元気なうちに方針を決めておくことが理想的です。
『あさイチ』 の番組内では、「みんなで話すはNG」で、「夫婦⇒兄弟⇒家族」の順で話し、かつあくまで親とは「1対1」で話をすべき、というお話でした。
しかし、400件以上の親の安心できる老後生活と円満円滑な資産承継のコンサルティング業務を長年にわたりやってきた小職の経験からすると、最終的に「みんなで話す」ことこそが最も重要なポイントになると考えます。
子ども夫婦間・兄弟姉妹間で方針を固めてから、親側に話を持って行くケースもあるでしょう。
その一方で、親主導で老後とその先の資産承継を設計したいというご相談も多いです。
また、親との関係性が悪い子や不義理な子がいて、その子には相談をしないで検討を進めたい・進めざるを得ないケースも少なくありません。
いずれの場合でも、検討段階・最終的な方針決定のプロセスにおいて、専門家にきちんとアドバイス・サポートをしてもらいながら、参加する家族全員が理解・納得する備えを実行することが最も重要です。
この家族で話し合う工程を家族会議と呼んでおりますが、家族会議できちんとお話合いをした家族は、将来への憂いや不安が大幅に解消され、“争族”リスクが格段に下がるという結果を実感しております。

 

5.共有名義でも大丈夫?
我々不動産に関わる専門家からすると、「不動産は共有にするな」「不動産は複数人で相続するな」というのは、鉄則中の鉄則です。
不動産を兄弟姉妹間・親族間で共有している場合、その不動産の管理・活用・処分についての方針が合わなければ、適切なタイミングで活用や売却処分も含め何もできず、資産が“塩漬け”になってしまうリスクがあるからです。
したがいまして、まだ不動産が共有になっていない場合、将来的にいかに共有を避けて円満円滑に不動産を承継・活用・処分するかに知恵を絞る必要があります。
具体的には、下記のような代表的な方策が考えられます。
・親が生きているうちに売却処分する(親が元気なうちに自ら売主として売却するか、家族信託を実行して受託者となった子が売却をするなど)
・親が亡くなった際に不動産を売却して売却代金を相続人に分配する方策(=清算型遺贈
・遺言や家族信託で不動産を引き継ぐ子を指定し、不動産を引き継がない子には代償金として金融資産を多く渡すような方策などが考えられます(=代償分割の指定)。

また、既に共有状態ではあるが2~4名程度の少人数での共有状態の場合、共有者間の関係が円満・連絡がスムーズに取れるうちにいかに早期に共有状態を解消するか、の方策を検討・実行することも重要です。
具体的には、下記のような選択肢があるでしょう。
・早期に全員で売却処分する・
・共有者間で共有物分割協議を行う
・共有者間で持分売買を行う
・共有者間で持分贈与を行う
・共有者の持分を家族信託で預かり、受託者による一元管理を実現する

 

6.親が認知症などで意思確認ができない
不動産を所有する親が認知症や大病、事故等で判断能力が著しく低下してしまいますと、
所有者の意思確認ができなくなりますので、親自らが法律上有効に不動産の管理・活用・売却処分等ができなくなります。
その場合は、実際的に下記の2つの選択肢しかなくなります。
①親に成年後見人を就ける
②相続が発生するまでそのまま放置する

上記①の成年後見制度の利用は、利用に適している方と利用すべきでない方・利用しなくて済むのであれば使用しない方が良いであろう方がいますので、すべてのご家族に安易にお勧めできる制度ではありません。
上記①②の事態を避けるために、親が元気なうちに家族信託を実行しておくという方策は、今非常に注目をされています。

 

「民事信託・家族信託」についてもっと知りたい方はこちら!
民事信託・家族信託のメインページへ

民事信託・家族信託に関する法律相談

無料法律相談または電話(0422-23-7808)まで是非ご相談下さい。
対面での有料相談をご希望の方はこちらよりお申し込みください。
営業時間 : 平日8:30から19:00まで (ご予約により、時間外のご相談も可能です)
※事前予約にてご相談を承っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

無料メール相談
弊所での法律相談
電話相談

法律相談トピックス  最新の記事一覧

  1. NHK『あさイチ』でも特集の「実家の処分」と「家族信託」について 【その3】
  2. NHK『あさイチ』でも特集の「実家の処分」と「家族信託」について 【その2】
  3. NHK『あさイチ』でも特集の「実家の処分」と「家族信託」について 【その1】
  4. 家族信託の書籍3部作の用途・対象読者の比較
  5. 株式信託と「指図権」
  6. 株式信託と「受益者変更権」
  7. 故郷に暮らす老親を「家族信託」で支える!
  8. 家族信託を含めた「認知症対策」や「相続」に関する相談をどこにすべきか?
  9. 家族信託に潜む危ない契約条項【委託者の地位の承継】
  10. 家族信託に潜む危ない契約条項【信託財産】
  11. 家族信託に潜む危ない契約条項【信託の終了事由】
  12. 老親の判断能力喪失による‶預金凍結”対策のまとめ
  13. 受益者複数の場合の信託目録の受益者欄への受益権割合の記載について
  14. 遺留分を侵害する家族信託を実行する場合の注意点
  15. 相続・認知症で困らないための「生前対策ベスト5」
  16. 「委託者の地位」の承継と登録免許税
  17. 家族信託の“専門家もどき”にご注意を!
  18. 家族信託の税務における「損益通算禁止」という注意点のまとめ【最新版】
  19. 家族信託終了時の実務
  20. 不動産会社が家族信託のコンサル業務をするメリットとリスク
  21. 家族信託の受託者の帳簿作成・保管・報告義務のまとめ
  22. “怪しい家族信託コンサルタント”を見分ける7つの質問
  23. 信託終了事由についての実務的考察(よくある不適切事由)
  24. 証券会社で家族信託の信託口口座を作成するための信託契約作成時の注意点
  25. 複数の委託者のうちの一部の者を受託者とする家族信託の可否について ~委託者兼受益者ABC、受託者Aとする信託設計~
  26. 家族信託における税務署への届出書類のまとめ
  27. 『家族信託』を活用した相続対策を専門士業と共同受任する
  28. 税理士が『家族信託』に取り組むべき5つの理由
  29. “親なき後”問題へ取り得る施策とは?
  30. 『生前契約書』と家族信託の関係性
  31. 天災・震災と家族信託
  32. 家族信託の実行に関する費用・予算は?
  33. 家族信託と成年後見制度は併用が前提か?
  34. 認知症患者の保有資産215兆円の衝撃と「家族信託」
  35. 家族信託と認知症と契約の可否
  36. 実家(地方空き家)の処分・有効活用と家族信託
  37. 信託の併合にかかる登録免許税
  38. 家族信託による金銭管理と信託口口座 【預金凍結対策】
  39. 家族信託における受益者の権利
  40. 成年後見制度の現実と家族信託との比較
  41. 相続対策における家族会議の重要性
  42. 家族信託を実行する際の注意点・重点ポイント
  43. 『家族信託』と生命保険の共通点・相違点
  44. 家族信託を活用すれば認知症後も暦年贈与可能?
  45. 家族信託においても“倒産隔離機能”で財産を守れるか
  46. 農地を家族信託契約の信託財産とする際のポイント 【2020年最新版】
  47. 家族信託で株式を信託する場合の注意点
  48. 家族信託(民事信託)と商事信託の比較
  49. 空き家対策特別措置法と家族信託
  50. 「家族信託」「民事信託」用語集
  51. 家族信託・民事信託に関する誤解の数々
  52. 不動産を信託財産に入れた場合の各種信託登記と登録免許税
  53. 家族信託・民事信託を確実に実行するための工夫ポイント
  54. 家族信託における委託者・受託者・受益者の破産~「倒産隔離機能」の本質~
  55. 家族信託・民事信託の仕組みと成年後見制度の比較表
  56. 家族信託における信託管理人と信託監督人
  57. 民事信託・家族信託の内容変更
  58. 家族信託の併合と分割
  59. 家族信託の同意権者・指図権者の役割
  60. 家族信託における受託者の信託報酬と費用償還
  61. 家族信託における受託者の任務終了事由
  62. 家族信託の受託者の辞任・解任
  63. 家族信託における受益権の譲渡・放棄等
  64. 家族信託の委託者の地位の相続・譲渡
  65. 家族信託の期間の設定と制限
  66. 家族信託の始まりと終わり(信託の開始時期と終了事由)
  67. 家族信託における後継ぎ遺贈型受益者連続信託とは
  68. 家族信託における信託宣言(自己信託)とは
  69. 家族信託と「親なき後問題」と「配偶者(伴侶)なき後問題」
  70. 家族信託における遺言信託と遺言代用信託との相違点
  71. 家族信託における遺言代用信託とは
  72. 民事信託・家族信託による“遺言信託”とは
  73. 家族信託の受託者の義務と責任
  74. 家族信託における受益権の内容
  75. 民事信託・家族信託とは ≪定義と方法≫
→ 過去の法律相談トピックス一覧はこちら

について司法書士・宮田浩志からのメッセージ

成年後見制度を補完する仕組み、“後継ぎ遺贈問題”や“親(伴侶)亡き後問題”を解決する仕組み、円滑な事業承継を図る仕組み・・・、新しい信託の仕組みを活用して、皆様の細かなニーズにお応えします!

無料法律相談を承っておりますのでお気軽にご相談下さい。


個人信託家族信託研究所 遺言相続相談オフィス 相続葬儀ねっと 家族信託セカンドオピニオンサービス 家族信託普及協会  相続会議
家族信託まるわかりチャンネル
図解いちばん親切な家族信託の本 ノンストップ!出演
家族信託おすすめ書籍 家族信託おすすめ書籍2
2000以上の法律記事から情報を検索!
  • ↓ キーワードを入力
  • ↓ よくある質問からさがす
  • ↓ 法律相談topicsからさがす
  • あなたのお気に入りの記事
    お気に入りはまだありません
  • NEWS
    司法書士のつぶやき

    業務提携
    業務提携
    IFA/FP業務提携

    セミナー・講演依頼 → セミナー・講演予定はこちら
    家族信託
    司法書士おすすめ記事
  • melmagaimg1
    melmagaimg2

  • 対面法律相談
    人気の記事一覧
    企業法務
    総会収集・運営支援
    求人・採用・転職
    2000以上の法律記事から情報を検索!
    • ↓ キーワードを入力
    いちばん親切な家族信託の本 家族信託まるわかり読本 家族信託まるわかり読本 対面法律相談