小学生のとき、授業で将来の夢を各自発表する機会があった。
ミヤタは「総理大臣」と答え、クラスに多少の波紋が広がった記憶がある。
別に政治家とか大臣になる野望があった訳では微塵もなく、
父親に「一番エライ仕事って何?」って聞いた答えが「総理大臣」だっただけのことだ。
当時、どうせなるなら一番立派な職業に就きたいと思った。
この「どうせなら」「せっかくだから」って結構大切だと思う。
せっかく来たんだから、あの観光スポットまで行ってみよう。
せっかくここまでやったんだから、もうちょっと勉強しよう。
どうせやるなら、嫌々やるんじゃなくて少しでも楽しもう。
どうせやるなら、やりがいのある仕事・喜ばれる仕事をしたいと思う。
せっかく生まれてきたのだから、この命の限り精一杯生きよう・・・。
せっかく大盛もライスも無料なんだからと、「ラーメン大盛ライス付」を
注文するミヤタは、こうして日増しに肥えてゆく・・・
子供の頃の夢
1月 6, 2007