昨夜、スタッフと一緒に吉祥寺にあるコスプレ居酒屋に行った。
司法書士たるもの世間のトレンドに敏感でなければならぬ。
・・・ということで、これも社会勉強の一貫。
『お帰りなさいませ、ご主人さまっ』とセーラー服風のコスチュームを着た
若い女の子が、ちょっぴりおどおどした我ら二人組を出迎えてくれた。
我ら以外は、皆単独客で、全員カウンターに座っていた。
どうやら、みんな常連のようだ。
ほとんどがボトルキープしたお酒を飲んでいる。
カウンターだと、チャージ料が別途かかる分、店員の子と気軽にお話ができる。
しかし、カウンターに座るのは、初心者としてはちょっと勇気が足らなかったので、
普通にテーブル席に座った。
店内は結構広いのに、テーブル席にいるお客は我らだけなので、
なんとなくがらーんとした感じ。
自分が現実に関わったことのない空間がそこに展開されていて、
なんともアウェーな感じがたまらない。
こういう不思議な緊張感を味わうのは、なんだか久しぶりで心躍る。
定番のおつまみを数品頼みつつも、コスプレ居酒屋の雰囲気自体をおつまみに
生ビールを呑む。
ミヤタの相棒の2杯目は、コスプレ店員さんに目の前で
グレープフルーツを搾ってもらえる“生グレープサワー”を注文。
これ自体、マニアには萌えぇぇ?
次第に、それほど居心地が悪いものではないなぁ、と感じてきたけれど、
やっぱりこれ以上の長居はツライということで、約1時間の滞在終了。
初コスプレの記念にと、コースターをちゃっかりお土産としてカバンに詰めた。
『行ってらっしゃいまっせ?』との黄色い声を背中越しに受け
店を後にする。
なんとなく自分が一皮剥けたような、何かをやり遂げたような、
妙な達成感を抱きつつ2軒目の飲み屋へ・・・。
そこには、決して侮れない深い“ワールド”が確かに存在していた気がする。
しかし深すぎて、ミヤタとしてはこれ以上知ってはいけない気がした・・・。
コスプレ居酒屋
7月 13, 2007