先日、吉祥寺にある一見ちょっとさびれた感のある台湾料理屋に行った。
自分では、飛び込みで決して入ろうとは思わない店構えなのだが、
これがなかなか気に入った。
本国の料理人か経営しているのだろう。
台湾の、あるいは古き良き日本の大衆食堂的な情緒感がよい。
この連日の猛暑の中、クーラーの効きは弱い。
おかげでビールは進む。
これが意図した戦略であれば、まんまとやられた感じ。
ビールは台湾ビールを飲んだ。
330ml の小瓶なのでグラスに注ぐと2杯ちょっと。
炭酸もアルコール感も味もやや弱く感じ、至極飲みやすい。
ちょっとした弱炭酸の麦茶みたい。
この水のような飲みやすさと、汗が若干にじむくらいの店内の温度、
台湾家庭料理との融合でビール瓶は次から次へと空いてゆく・・・。
お店には生ビールもあった。
台湾ビールよりも安くて味も濃い“サッポロ黒ラベル”の小瓶もあった。
でも、なんだか、台湾ビールを飲み続けたい気分。
最終的に2人で12本くらいカラにしたのだけれど、
“大生”(大ジョッキの生ビールね)を2?3杯飲むよりも、
こちらの方がずーっと趣があった。
素敵な宴だった・・・。
台湾ビール
8月 15, 2007