今年の夏は、全く高校野球に関心がなかった。
スポーツニュースでも高校野球の話題にはミヤタの反応は鈍かった。
が、昨日、テレビ朝日の高校野球番組を見て、久しぶりに
高校野球って面白いなぁっと思った。
3年生にとっては、負けたら高校野球生活の終焉を意味する夏の戦い。
1発勝負であるが故の、悲壮感にも似たひたむきなプレーと応援。
高校野球ならではのドラマがあり、醍醐味がある。
また、野球部の監督には、単なる指揮官としての資質だけでなく、
部員の精神的な支えとなるカリスマ性だったり、教育者としての采配も
問われる訳で、なんとも大変な務めだと関心してしまう。
“野球”や“人”が好きでなければ、絶対に務まらないであろうが、
やりがいも大きいのだろうなぁ。
高校球児もそうであるが、それを応援する応援団も、
本当に貴重な経験をしているなぁと羨ましく思う。
自分の在学中に同級生達を甲子園で応援するなんて、
どんな姑息な手段を使っても自分ではどうにもならない話。
バスに長時間揺られることも、灼熱の太陽の下
熱中症と紙一重で声をからすことも
すべては選ばれし者のみができる経験。
試合に勝とうが負けようが、その経験にどんな意味を
見出すかは自分自身にかかっている・・・。
『頑張れ、高校生!』
・・・と、クーラーのきいた涼しい部屋にて熱く想う夜。
熱闘甲子園
8月 22, 2007