うちの娘は、気性が激しいのだろうか。
自分のやりたいとおりに事が運ばないと、屋外だろうとかまわずに
仰向けに大の字になり大泣きをして駄々をこねる。
特に飲食店に入ったときや夜寝る前の歯磨きのときは、
ご機嫌をとるのがひと苦労だ。
また、いけないのを知っていながら牛乳をこぼしては叱られると
ほっぺたを膨らませて、小さな目を見開いて、じーっと親の顔を凝視する。
いわば、大人の世界でいう“逆ギレ”だ。
こちらが『ダメ』『こらっ』と叱っているのに、それに対して
『まめっ!』(本人は「駄目」と言っているつもり)と言い返して反抗してくる。
『ぐっかっ!』と両こぶしを振り上げて、威嚇のポーズもしてくる。
他人の子なら思わずこちらも戦闘態勢に入ってしまうところだ。
だが、我が子というのは、やっぱり可愛くてしょうがない。
ムッとふくれた顔も、戦闘態勢のしぐさも、これまた愛おしい。
思わず笑ってしまい、叱ることができなくなってしまうことも多い。
最近、また新しい技を覚えたらしい。
叱られると、自分で自分の頭を激しくぶつのだ。
本当に自分で反省しているのかは分からないが、
結構激しくぶつので、こちらが心配になる。
ついつい激しく叱りずらくなる。
これも彼女の戦略か?
厳格な父親のイメージはもはや作りえず、
ご機嫌取りの毎日の気がする・・・。
まめ
9月 10, 2007