手のひらサイズのちょっとした置物が好きだ。
昔から好きだった。
中学生の時、修学旅行で行った奈良・京都の自分へのお土産は
2体セットの仁王像だった。
誰かが海外旅行に行く際には、お土産のリクエストは、
木彫りの置物をオーダーしていた。
手のひらサイズが好みなので、5cmからせいぜい20cmくらいの大きさで十分だ。
材質は、できれば木彫りがよい。
でもでも、鮭をくわえた荒ぶる熊とかではない。
動物やかわいらしくデフォルメされた人物ではなく、
リアルなものが好みだ。
椅子に腰かけた老人、仙人、外国の土着的な守り神、トーテンポール・・・。
ミヤタ家の出窓には、統一感のない小物が並ぶ。
ちょっと怪しいものが好きなので、他人には理解されにくいようだ。
当然、家内やスタッフ等にも。
みな、ミヤタの趣味には、特に触れずにいる。
娘には、いずれこの素晴らしさを話すことにしよう・・・。
こうして今も、事務所のマイパソコンのタワーから
ニッコリ微笑む大きなお腹の布袋様と向き合っている・・・。
置物大好き
1月 18, 2008