朝、娘が目覚めるときに、目の前に顔を寄せ、
ニッコリ微笑みかけるのが、たまらなく愛おしい瞬間の一つである。
2歳間近の甘えん坊の娘は、目覚めたときにそばに誰もいないと
鬼のごとき形相で泣く。
なので、先回りして目覚めるタイミングで、
娘の鼻先5cmくらいの所で待ち構える。
眠りから覚めたばかりの娘は、ボケボケしながらも
目の前に親がいることで安心するのだろう、
こちらの笑顔に嬉しそうに笑顔で応えてくれる。
『おはよー』と声をかけると、『おはよぉ』と返してくれる。
時には、おでことおでこをごっつんこして、視界が
すべて目と鼻で埋め尽くされるくらいの密着で、
けだるい週末の朝をまどろむ。
でも油断をすると、不意に眼潰しされたり、顔を引っかかれたりする。
ミヤタの額や鼻に傷があるときは、油断した証だ。
綺麗なバラにはトゲがある・・・。
薔薇のある我が家
1月 21, 2008