娘に“トイレ”を教えるのは大変だ。
と言っても、その作業の95%くらいは家内がやってくれるのだが・・・。
間もなく2歳を迎える娘は、以前から『ちっち(おしっこ)』と『うんうん(うんち)』を
理解はしている。
『ちっち』する前に自己申告するよう言い聞かせているのだが
これがなかなか難しい。
『ちっち』と言うので、急いでオムツを脱がせて子供用トイレに座らせる。
が、明らかに既にオムツに用を済ませていて、スッキリした顔をしている。
アンパンマンの便座にちょこんと腰かけ、アンパンマンの
テーマソングが流れるのを聞いている。
そして、そのメロディーが終わると出てもいないのに
『出たー!』と適当なことを言って便座から降ろすように要求する。
近頃では、メロディーが終わって気が済むと、自分で便座から降りるようにもなった。
娘としてみれば、おしっこ出たよという報告ついでに
アンパンマンのメロディーを1曲かけてもらうくらいの感覚なのかもしれない。
親の心を嘲笑うような、なんとも気ままな振舞いだ。
急いでオムツを脱げせた時に、うんちをしていることもあるので
油断ならない。
うんちといえば、先日のこと。
娘を寝かしつけようと、2人で一緒に布団に入っていた。
瞬間的に寝つける(起きていたくても寝てしまうが)ミヤタは、
娘が寝付く前に深い眠りに落ちていた。
ふと気が付くと、暗闇で娘が自分でパジャマズボンとオムツを脱いでいた。
寝起きのミヤタが、ビックリして『どうしたの?』と訊くと
『ちっち』という。
慌ててトイレまで抱いていったのだが、実はオムツの中で
既にうんちまで済ませていた。
排便済みのオムツを自分で脱いだものだから、娘の毛布には
“ウン”が付いていた・・・。
なんとも“ツキ”がありそうな話だが、
やっぱり油断ならない。
ちょっと自己主張と知恵が出てきたから、余計に油断ならない。
そして、あくまで個人的な問題ではあるが、
娘が寝付くまで起きたまま添い寝するのは非常に難しい・・・。
厠(カワヤ)
2月 14, 2008