ポスターのせいですっかり有名になった岩手の『蘇民祭』。
賛否両論、マスコミに大々的に取り上げられたことで
広告効果は絶大なものになって、短視眼的には大成功をおさめたかもしれない。
ただ、良くも悪くもこれだけ華やかにマスコミに取り上げられた来年以降の地元民は、
ちょっと複雑かも。
今年と同様に注目されることは、もはや期待薄だから、
来年は、例年通りの盛り上がりでもなんか物足りなくなるかもしれない。
そもそも、古くから伝承される裸祭に対して、急に警察から
公然わいせつのおそれありと言われても・・・みたいな感じはする。
賛否両論だろうが、特異な伝統っていうのを守り通していくことも
大切なことだと思う。
地元の伝統的なお祭りを東京の有識者やコメンテイターが
都会の常識的な見地からバッサリ斬ってしまっていいのだろうか・・・。
とにもかくにも、『蘇民祭』の影響を受けて、
朝の9時から下北沢で裸になる3人組の高揚感は、
どんなものなのか気になるところだ・・・。
蘇民祭
2月 15, 2008