スタッフの一人がスノボで肩の脱臼・骨折という大けがをした。
ゲレンデで他の滑走者にぶつけられたらしい。
その場では、そんな大事になるとは思わなかったので名前も連絡先も訊かなかったという。
確かに自分がもし接触されても、その場で動けなくなるなら別として、
すぐに『連絡先を教えて』なんてことは、なかなか難しい。
申し訳なさそうに謝られたとすれば、『大丈夫、大丈夫』とか言って
ことを済ませてしまうことは容易に起こりうる。
まして、紙とペンなんか持ち合わせてないだろうから、
せいぜい携帯電話のメモリーに電話番号と名前を登録するくらいだろう。
骨折も病気による入院も経験のないミヤタは、おそらく痛みには
めっぽう弱いだろうことは容易に想像がつく。
しかし、そのため、いまいち骨折なんかの痛みに対する共感ができない。
共感はできないが、怪我をしたスタッフは、さぞかし痛かったろう。
ミヤタは、スノボをもう3シーズンやっていない。
やっぱり、スキーもスノボも、数年のブランクがあっても
やりたくなる。
でも、もし今大怪我をしちゃったら・・・と想像するのは、あまりに怖すぎる。
仕事は、優秀なスタッフが揃っているので、なんだかんだ言っても
上手くまわるのだろう。
でも、“ミヤタ・マター”として、自分がメインで担っていた一部の仕事は、
クライアントに申し訳が立たない。
また、今やりたいこと、やらなきゃいけないことが頭の中で山積みなので、
単にパソコンのキーボードを打てなくなっただけでも、
それだけでかなり大きなストレスだ。
という訳で、今年も銀世界とはご縁がなかった。
来シーズンこそは・・・。
といっても、部屋にあるまだ真新しい真っ赤なボードは、
『来年もどうだか・・・』と疑わしく思っているに違いない。
大けが
3月 11, 2008