サクラは良い。
梅とは違って、咲き方が密集していて鮮やか。
また、散り方も豪快なのがいい。
サクラの花びらが風に舞う“サクラ吹雪”は、
なんともかけがえのない愛おしい瞬間だ。
昨日の早朝、井の頭公園に行き、サクラ満開の写真を撮ってきた。
一緒に行く人もいなかったので、一人デジカメを片手に好き勝手
こっちでパシャパシャ、あっちでパシャパシャ。
池と池のほとりは、満開のサクラで非常に絵になる美しい景色だが、
ふと眼を遊歩道側に向けると、花見の場所取りのための一面青いビニールシート。
寝袋に入ってまだ寝ている人もいる。
見て気分良くなるものだけを見ることにしようと、サクラばかりを見て歩く。
かと思えば、早朝からベンチに腰かけ、花を見ずに読書を決め込む優雅な女性もいる。
もちろん、カメラを持った老若男女は既に多数。
外国人観光客っぽい人も。
この時期の井の頭公園は、人種のるつぼだ。
あんまり一人たたずむのも、苦手なので、ひと通り撮影を終えると
帰ってきてしまった。
昼間や夜の人ごみを考えると、早朝以外の時間帯は怖くて行けない。
来年は、家族や親友、事務所のスタッフ達とお花見できたらいいな。
仕事が落ち着く4月に入ってからの遅めの満開がいいな。
ついでに花粉が飛んでなければいいな。
そうして、みんながハッピーな春が今年も来年も続きますように・・・。
さくら
3月 30, 2008