我が娘は、ラムネやお煎餅に目がない。
ラムネやお煎餅などのお菓子をあんまり爆喰いするので、
まだ残ってはいるけどもうオシマイにしたい場合がある。
そんな時、『これで最後だよ。もうオシマイだよ。』と言うと、
『さいご。オシマイ。』などとうなずいてわかったような顔をする。
それならと、最後の一つのつもりで渡すのにもかかわらず、
食べ終わるとケロリとした顔で言う。
『もっとぉ!』
娘はなかなかやり手である・・・。
値引きなどの交渉術の基本的心構えとして、“この店は値引きができない”
などという自分の中の既成概念をまず疑えというのが本に書いてあった。
まさに、娘は交渉の基本的心構えができていると言える。
『これで最後だよ。もうオシマイだよ。』と言われただけで、
本当にもう無くなってしまったのかは、定かではない。
『そうかこれが最後なのか』と何となく納得してしまうのが普通の人の感覚だろうが、
まずは、あっけらかんと要求してみる、ということは交渉術として“アリ”だろう。
うむむ。
ミヤタの仕事も交渉ごとは多い。
2歳の娘に交渉の基本的心構えを教えられるとは・・・。
交渉のスペシャリスト
4月 30, 2008