ヨーロッパの遺跡に日本人学生が落書きしたという非常に恥ずかしいニュース。
歴史建造物に落書きすることで、『歴史に名を残した!』
とでも言いたいのかもしれないが。
学生とはいえ、思慮分別のつくいい年の若者が・・・、と思うと残念でならない。
もう小学生じゃないんだから。
下手したら2度と行くことのないところに落書きしたって、
あとで感慨に浸ることも難しい。
それならば、(ホントはやっちゃいけない話だが)百歩譲って
自分の母校の木造柱に目立たぬように名前を刻むくらいなら
いつか母校を訪ねることもあるかもしれないから、
青春の証としてまだ微笑ましいイタズラだ。
落書きって、他人を攻撃し不愉快にさせる意図でするものならともかく、
落書きしたことを後で自分で確認できるから面白いのではないだろうか。
そう考えると、遺跡に落書きしたり、サンゴ礁に名前を彫ったりする人の
気持ちがよく分らない・・・。
ついでに、インターネット掲示板に過激な内容で
誹謗中傷する人々の気持ちも良く分らない・・・。
自分の中に抱える“闇”を、そういう形でしか発散・解消できないのであれば
なんとも残念なお話だ・・・。
落書き
7月 1, 2008