2歳の娘は、親のご機嫌を取るのがうまい。
事あるごとに『お父さん、好きっ』『お母さん、好きっ』と言う。
その言い方が、また愛らしくて思わず目を細めてしまう。
しかも、抱きついて来て頬ずりしながら言われたりすると、何でも許してしまいそうになる。
きっと、ミヤタも家内も『好きっ』と言われたときの顔が穏やかな笑顔なのだろう。
そして、幼心にそう言うとまたその笑顔が見ることができると分かっているのだろう。
おかげでミヤタも、今が人生で一番『好き』という言葉を口にしている気がする。
『お父さん、好きっ』と言われれば、『ありがとう。お父さんも、好きだよ』って返したくなる。
独身時代に彼女と付き合っていた際も、これほど駆け引き(“下心”とも言うか)無しで
素直に『好き』という言葉を頻繁に言ったことは無かっただろう。
幸せな気持ちをくれる娘の言葉に感謝である・・・。
だからと言って、アイスやお菓子を食べたい時に、禁断のそのフレーズを言うのはやめてくれっ・・・。
好きっ
1月 6, 2009