富士山登山のスケジュールとしては、土曜の朝に御来光を拝むプラン。
したがって、金曜の夜は敢えて余裕をもって、六合目の山小屋泊。
だから最悪の場合、悪天候で登山ができなくても、六合目まで行って
山小屋ライフを満喫して帰るのもまた一興かなというプランだった。
人気の無い、雨の須走口五合目から登り始める時、
御殿場駅からバスが一緒だったバングラディッシュ人5名のご一行様と
お話しする機会があった。
名刺交換までして、片言の日本語と英語で異文化交流を図ったところ、
アパレル系の輸出入をやるための視察だということくらいまでは把握できた。
ハイテク携帯“i Phone”を使いこなし、
i Phoneでビデオ撮影をこなす彼らをみて、
日本人が世界の最先端のハイテク機器を使いこなしているというのは
大きな幻想だと思い知らされた気がした。
やたら軽装で山をナメテいるようなバングラディッシュ人達は、
そこのお土産屋さんで買ったと思われる安そうな雨合羽を羽織っていた。
我らは、日本の象徴である富士山をどう思っているのか!?
富士山の標高を全く理解してないようで、
夕方のこの時間から山頂まで登れるものなら登ってみよう
というくらいのテンションだった。
我らが一泊して山頂を目指すのだよという旨を伝えると
ビックリしているようだった・・・。
恐るべし外国人観光客。
つづく・・・
富士山 その2
8月 5, 2009