その他雑感

富士山 その4

8月 17, 2009

貸し切り状態で過ごす快適な六合目山小屋。
美味しいレトルトカレーの夕飯を済ませ、テレビを見ながらゆったりのんびり。
本来であれば、ご来光を目指す深夜登山者が続々と通過するはずのところ、
外は過酷な嵐。
ひと気はほとんどなく、どうやら登山者の多くは五合目の駐車場で、
天候が回復するのを待っているようだ。
翌朝は4時前に起床しなければならないので、山小屋のオーナー一族が
酒盛りを始めた頃に早々に就寝。
夜中は、相変わらずの激しい風と雨。
正確には、『激しい風と雨だったらしい』。
ミヤタは、爆睡につき、ちょっと音がうるさいなぁくらいしか記憶にないが・・・。
・・・・・。
ピピピピピ・・・(小鳥のさえずりではない)。
携帯の目覚ましで起きれば、なんだか素敵な予感。
前夜は、これだけ雨が降れば、翌朝には降り切っちゃって晴れるんじゃないか、
という根拠のない前向きな持論を展開していたが、
本当に雨は上がっていた!
それはそれは、清々しい寝ぼけの朝。
目があかない中、高揚感を抑えつつ出発の準備。
空がちょっと白みかけてきた朝4:30、出発。
しばらく進むといよいよ御来光タイム。
下界には波のような分厚い雲母。
飛び込んだら、ふわふわ受け止めてくれそうな感じ。
上にも雲。
その間に、ちょうどご来光が拝めるように雲が切れていて、
登山者を照らしてくれる。
ミヤタもスタッフも、御来光に心を奪われ・・・。
中止すら考えた前日の嵐を考えれば、なんと素晴らしいことでしょう!
さすが、晴れ男・ミヤタ。
・・・と、自己満足に浸りつつ、御来光を拝む。
富士山頂の御来光ではないが、そこは富士登山ビギナー、
多めに見てほしいところ。
御来光をたっぷり浴び、あとは山頂を目指すのみ・・・。
つづく

  • この記事を書いた人

宮田浩志(司法書士)

宮田総合法務事務所 代表司法書士

後見人等に多数就任中の経験を活かし、家族信託・遺言・後見等の仕組みを活用した「老後対策」「争族対策」「親なき後問題」について全国からの相談が後を絶たない。

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